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講座
ちえ遅れの子どもの問題
三木 安正
1
1東大教育学部
pp.138-144
発行日 1957年5月10日
Published Date 1957/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662201424
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- 1ページ目 Look Inside
1.問題の展望
この2,3年の間に,ちえ遅れの子どもに対する社会の認識は急に高まつてきたことは,まことに有難いことである.
およそ,児童問題の発展は,可哀そうでみていられないもの,ほつておいてはまわりが迷惑するものから早く手につけられてきているのであるが,他方では,手がけてやればそれだけの効果が期待されるものの方が,やはり早くからとり上げられている。そうした関係で,捨て子,犯罪少年,浮浪児,盲児,ろう児,被虐待児などにくらべて,肢体不自由児や精神薄弱児は,社会問題としてとりあげられることがおくれていたのである.

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