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特集 「母性」を心理学からとらえる
母親になるということ—Co-セルフ論の立場から
蘭 香代子
1
1西九州大学(臨床心理学)
pp.191-199
発行日 1992年3月25日
Published Date 1992/3/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611900523
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はじめに
自らの身体のうちに,他者である命を孕み,育み,産み出す行為は,妊娠・出産と呼ばれ,長い間,母性本能や母性性の自然な発現としてとらえられてきた。
この自然な発現である母性行動について,心理的な不適応症状がみられる報告が相次ぎ(ハーロウ19591),西岡19792),近藤19863)など),母性行動の心理をめぐる新たなる検討が要求されてきた。

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