Japanese
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講座
脳卒中(1)―血液の凝固系
Cerebrovascular Disease (1) Blood Coagulation.
松田 保
1
Tamotsu Matsuda
1
1東京都老人総合研究所臨床第二生理
1Tokyo Metropolitan Institute of Gerontology.
キーワード:
血小板
,
凝固性亢進
Keyword:
血小板
,
凝固性亢進
pp.57-63
発行日 1980年1月10日
Published Date 1980/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552104258
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- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
はじめに
血液は,血管外に取り出せば凝固する.このような,血液の凝固は,生体の最も基本的な防御機構の一つであり,この点,これまで血液の凝固機序については,凝固機序の異常に基づく出血性素因の追求という点より,主として臨床側より検討が行われて来た.しかし,血液には,血管内では凝固を生じないというもう一つの特徴がある.血液が血管内で凝固した場合には血栓を生ずるのであるが,ことに少なくとも内科領域においては,出血に比べれば,血栓,ことに動脈硬化に伴う血栓に基づく血管の閉塞の方が,臨床的にはむしろ重要である.
本稿においては,このような観点より,脳卒中,ことに脳梗塞の成因としての血液凝固性の亢進状態の問題につき,解説を加える.

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