Japanese
English
生体のメカニズム 凝固・線溶系・3
線溶機序・線溶阻止機序
緇莊 和子
1
,
福武 勝幸
1
1東京医科大学臨床病理学教室
pp.647-650
発行日 1996年7月1日
Published Date 1996/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543902831
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- 1ページ目 Look Inside
血管の破綻により出血すると,血管の収縮,血小板の粘着・凝集,血液凝固の活性化によるフィブリン血栓の形成といった一連の反応で止血される.そして血管の修復に伴い,フィブリン血栓は速やかに溶解される.このフィブリンが溶解される現象を線維素溶解現象(線溶;fibrinolysis)と呼ぶ.血栓のために閉塞あるいは狭窄した血管の血流は,線溶系の亢進により再開通し,血液循環は正常に回復する.ここでは主に血液中における線溶系について概説する.

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