Japanese
English
生体のメカニズム ホルモン・1
ホルモンによる情報伝達
内村 英正
1
1東京大学医学部附属病院検査部
pp.63-67
発行日 1992年1月1日
Published Date 1992/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543900927
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はじめに
外界からの情報を生体が種々な形式で受けとめ,これを生体の細胞内に伝達し,それらの情報に特有の反応を起こす機構は,単細胞動物でもヒトでも基本的には変わるところがない.しかし,生物の進化の過程で特殊な刺激を受ける部分は,感覚器すなわち神経系となる.そのほかに外界からの情報を細胞表面で受けとめたり,あるいは細胞内に取り込み,その生物学的な効果を引き起こすしくみが存在する.すなわちホルモンあるいはその他の生物学的活性物質の刺激を受けとめる機構である.
外界からの情報伝達物質としてのホルモンを大きく分類すれば,①ペプチド,②アミン類,③ステロイドの3種類が存在する.これらの情報伝達物質(ホルモン)の情報を最初に受けとる部分が受容体といわれるものである.

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