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検査ファイル
項目●グアニジノ化合物—メチルグアニジンとグアニジノ酢酸
石崎 允
1
1仙台社会保険病院腎センター外科
pp.369-371
発行日 1991年4月1日
Published Date 1991/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543900579
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はじめに
グアニジノ化合物に関する研究では,その測定機器のみならず測定法,特に酵素的測定法が世界に先がけて開発され,非常に注目を浴びている.中でもメチルグアニジン(MG)とグアニジノ酢酸(GAA)が酵素法で測定できるようになり,大量の検体処理が可能となった.
MGはuremic toxinsの一つであるが,その産生機構が青柳らにより解明され,クレアチニンを前駆体としてFenton反応によるヒドロキシルラジカルや炎症細胞からの活性酸素により産生されることが判明した.したがって,MGの産生能を測定することにより,尿毒症の種々の病態が活性酸素によりもたらされていることが証明されつつある.今後,慢性腎不全の治療,特に長期透析患者の維持管理の指標としても応用可能である.

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