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検査ファイル 項目
膠原線維染色
河又 國士
1
1東京都済生会中央病院臨床検査科
pp.890-891
発行日 1986年7月1日
Published Date 1986/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543203796
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- Abstract 文献概要
膠原線維(collagen fibers)は支持組織である結合組織中に多量に含まれ,その基質として最も重要な要素である.これは多くの動物に広く分布するが,原生動物や植物には存在しない.高等動物では腱(25%),骨や軟骨(10〜20%),血管(5〜10%),心臓や肺の内臓(2〜8%)に多く,中枢神経系に少ない.
結合組織は中胚葉の間葉が分化したもので,この線維成分を形態,化学的組成,物理学的性質,染色性の差異により,膠原線維(collagen fibers),細網線維(reticular fibers),弾性(力)線維(elastic fibers)に分ける.これらの線維を光学顕微鏡で容易に鑑別する目的で,それぞれの線維成分を特異的に染色できる特殊染色が確立されている.今回は膠原線維染色を中心に話を進める.
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