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けんさ質問箱Q&A
Helicobacter pyloriの除菌で特発性血小板減少性紫斑病が軽減する?
桑名 正隆
1
1慶應義塾大学医学部内科
pp.485-487
発行日 2006年5月1日
Published Date 2006/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543100433
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特発性血小板減少性紫斑病の患者さんではHelicobacter pyloriの除菌をすると症状が改善するということですが,その機序を教えてください.(大分市 F.S.生)
Helicobacter pylori(H. pylori)の感染は胃粘膜局所の慢性炎症を引き起こし,慢性萎縮性胃炎,腸上皮化生,さらには胃・十二指腸潰瘍や胃癌発生と関与することが知られている.一方,H. pyloriは慢性蕁麻疹,動脈硬化など多彩な消化管以外の疾患との関連も報告されている.それらのうちでも特発性血小板減少性紫斑病(idiopathic thrombocytopenic purpura,ITP)との関連は従来の治療指針に変革をもたらすブレイクスルーとなった.

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