Japanese
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研究
血清鉄,血清銅の簡易定量法—Serum-Iron/Copperの使用経験
茂手木 晧喜
1
,
岡本 明子
1
,
海老原 順子
1
,
上野 道子
1
1東大病院中央検査部
pp.621-623
発行日 1965年7月15日
Published Date 1965/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542915783
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はじめに
最近血清鉄や血清銅の臨床的意義が大いに認識され,その測定が盛んに行なわれるようになった。銅の定量の今までの方法は発色が不安定で,他の成分の妨害をうけやすくあまりよい方法ではなかった。鉄もまた同じである。最近フェナントロリン系のキレート試薬の進歩はめざましく,銅については,特異に反応するネオキュプロイン,バトキュプロインなど,鉄にはバトフェナントロリンなどが開発され,特異な安定な測定が可能となった。最近血清鉄と血清銅をこれらの方法で同時に測定するキットを使用する機会を得た。このキットでは銅の呈色にバトキュプロイン,鉄にはバトフェナントロリンを用いてある。操作がきわめて簡便で,臨床検査上適していいと思われるので紹介する次第である。本キットは,Serum-Iron/Copperなる商品名で,スイスのSchweigerhall社製品で日本商事から提供をうけた。

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