Japanese
English
検査と主要疾患・37
副甲状腺機能異常
藤田 拓男
1
1和歌山県立医大内科高年病部門
pp.100-101
発行日 1976年1月15日
Published Date 1976/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542909254
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- Abstract 文献概要
検査の基礎
副甲状腺機能を知るためには,副甲状腺ホルモンの作用を知ることが必要である.副甲状腺ホルモンは,骨の代謝を調節し,血液中のカルシウムを一定に保つ作用がある.このために副甲状腺ホルモンの働くのは主として,骨と腎臓である.
血液中のカルシウムを一定に保つためには,副甲状腺ホルモンは,体内のカルシウムの99%が存在する骨と血液との間のカルシウムのバランスを保ち,また腎臓からのカルシウムの排泄を適当に調節する.また腎臓でビタミンDの合成を促進し,これによって腸管からのカルシウム吸収を促進する.これらの作川で副甲状腺ホルモンは血清カルシウムを上昇させ,また腎臓からリンを排泄させるので,血清無機リンを低下させる.また腎臓からの水素イオンの排泄を減少させ,アシドーシスを起こし,骨の改築を盛んにするのでアルカリ性ホスファターゼを上昇させる.
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