Japanese
English
寄生虫・原虫の生活環・4
小形条虫—Toxoplasma gondii
鈴木 了司
1
1国立予防衛生研究所寄生虫第2室
pp.962-963
発行日 1971年10月15日
Published Date 1971/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542907326
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- Abstract 文献概要
小形条虫とは
昔は萎小条虫(または矮小条虫)と呼ばれていた条虫で,本来はネズミ族の寄生虫で世界的に分布している.ことに温帯,熱帯に多く,人体寄生例もふつうにみられ,小腸の中部以下に寄生している.
全長10-25mm,幅0.5-0.9mmの小さい条虫で,頭部は球形で周囲に4個の吸盤をもち,尖端には24-30本の鉤が環生している額嘴を有する.体節数は200内外.末節に近い受胎節は終宿主の腸管内で切り離されて消化されるので,受胎節の中の虫卵は糞便に混ざって外界に出る.
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