Japanese
English
今月の表紙 帰ってきた寄生虫シリーズ・6
マンソン弧虫
藤田 紘一郎
1
1東京医科歯科大学大学院国際環境寄生虫病学
pp.588-589
発行日 2000年6月15日
Published Date 2000/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542904405
- 有料閲覧
PPV購入案内
1,320円 (1,200円+税10%) こちらは、588ページから589ページの文献です。
PPV(ペイ・パー・ビュー)とは、論文(記事)単位で購入・閲覧ができるサービスです。
購入には医書.jp本会員登録が必要です。
会員登録完了後に改めて上記「購入サイトへ」を選択してください。
または「購入サイトへ」選択後に「購入ログイン」、「新規会員登録」の順に進んでください。
会員登録について詳しくはをご確認ください。
購入には医書.jp本会員登録が必要です。
会員登録完了後に改めて上記「購入サイトへ」を選択してください。
または「購入サイトへ」選択後に「購入ログイン」、「新規会員登録」の順に進んでください。
会員登録について詳しくはをご確認ください。
- Abstract 文献概要
マンソン裂頭条虫身Spinometra erinaceiは本来イヌ,ネコの腸管に寄生している条虫である.ヒトに成虫が寄生することはまれであるが,その幼虫プレロセルコイドが組織内に寄生するマンソン孤虫症Sparganosis mansoniは多数報告されている.北海道(1例)はじめ全国に分布する.
ヒトは,第1中間宿主のケンミジンコを水とともに飲んだり,第2中間宿主のヘビ,カエル,トリ(地鶏)を生食して感染する.ヒトの体内では成虫にならず,プレロセルコイドのまま体内を移行し,幼虫移行症を起こす.ヒトは待機宿主となっているのである.強壮剤としてヘビの生き血を飲んだり,カエルやヘビの生皮を湿布する民間療法で経皮感染した例もあり,特に,げてもの食いには気をつけてほしい.幼虫はヘビの皮下やカエル筋肉内に寄生している(図1,2).ヘビの生き血による感染は,血液を採るときに皮下の幼虫が混入したためであろう.
Copyright © 2000, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.

