Japanese
English
原著
マンソン裂頭条虫症
SPARGANOSIS MANSONI
向井 秀樹
1
,
山手 哲明
1
,
斉藤 隆三
1
,
伊藤 洋一
2
Hideki MUKAI
1
,
Tetsuaki YAMATE
1
,
Ryuzo SAITO
1
,
Youichi ITO
2
1北里大学医学部皮膚科教室
2北里大学医学部寄生虫教室
1Department of Dermatology, Kitasato University School of Medicine
2Department of Parasitology, Kitasato University School of Medicine
pp.551-555
発行日 1977年7月1日
Published Date 1977/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1412201764
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蛇生食後,移動する皮下結節を皮膚症状とし,末梢血中に好酸球増多をみとめ生検の結果,マンソン裂頭条虫症と診断した2症例を報告するとともに,その診断法として,HAテスト,皮内反応の有効性を記載した.
さらに最近5年間の本邦報告例をまとめ,年齢・性・感染原因を集計し,感染原因として蛇の生食の多いことより公衆衛生上の問題を提示した.
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