Japanese
English
今月の主題 周術期の検査
耐術能検査
止血能検査
篠木 信敏
1
,
上林 純一
1
Nobutoshi SHINOKI
1
,
Jun-ichi KANBAYASHI
1
1大阪大学医学部第二外科教室
キーワード:
止血能検査
,
スクリーニング
Keyword:
止血能検査
,
スクリーニング
pp.296-299
発行日 1994年3月15日
Published Date 1994/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542901898
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- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
1.はじめに
出血は,外科の歴史が始まって以来,外科医を悩ませ続けており,手術に際しては止血機構の必要かつ十分な評価が必要である.止血機構は,血小板と血管壁が関与する一次止血機構,凝固反応が主役である二次止血機構,線溶系とさらにそれらの活性化を調節する制御系から構成される.この止血機構の生体内での役割は単に血栓の形成による失血の防止だけでなく,血液流動性の維持や組織修復など多くの重要な生体反応に関与している.生体にとって合目的な止血反応が破綻すると,出血異常,血栓症やそれに伴う臓器不全,創傷治癒の遅延などの重篤な病態が発症する.
近年種々の新しい止血検査が開発されているが,もちろんそれらすべてが,術前検査として必要なわけではなく,不必要な検査は避けるべきである.以下に術前止血機構の評価法について述べる.

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