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血中クロモグラニンA
山田 律爾
1
1獨協医科大学臨床病理学教室
キーワード:
クロモグラニンA
Keyword:
クロモグラニンA
pp.308-309
発行日 1992年3月15日
Published Date 1992/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542901019
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- Abstract 文献概要
クロモグラニンはカテコールアミン顆粒内水溶性蛋白の大部分を占めていて,カテコールアミンとATPとクロモグラニン複合体を作っている.1個の顆粒内にこの複合体が200万個存在している.クロモグラニンの命名はBlashkoら(1967)であるが,これを精製したものをクロモグラニンAとSmith and Winkler (1967)が命名した.免疫的方法でこれを分けて,A,B,Cの3群にできるが,ここではSmith and Winklerに従ってのクロモグラニンAとして取り上げる.
クロモグラニンAは439個のアミノ酸から構成され,その配列も明らかにされた(Konecki,etal:1987).クロモグラニンAはカテコールアミンとともに顆粒内から血中に直接分泌される(副腎髄質では).褐色細胞腫では出血壊死を部分的に次々と起こすのでクロモグラニンAはカテコールアミンとともに血中に放出される.組織内には副腎髄質>下垂体前葉>膵>小腸>甲状腺>視床下部の順に多く含まれ,副甲状腺,カルチノイドにも比較的多量含まれている.
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