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特集 はじめよう,検査説明
一般検査
7 尿試験紙検査で将来の慢性腎臓病(CKD)は予測できますか?
井関 邦敏
1
1琉球大学医学部血液浄化療法部
pp.1202-1203
発行日 2013年10月30日
Published Date 2013/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542103585
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- Abstract 文献概要
1.CKD進展やCVD発症の危険因子
蛋白尿およびアルブミン尿を呈する患者でCVD(cardiovascular diseas,冠動脈疾患,脳血管疾患,末梢血管病,心不全)などの頻度が高いことはフラミンガム研究などでも知られていた.2002年に米国のNKFよりK/DOQI(kidney diseases outcomes quality initiative)ガイドラインが発表され,慢性腎臓病(chronic kidney disease;CKD)がCVDの危険因子であることがあらためて示され,続く2003年,AHAが循環器専門家の立場からKidney disease as a risk factor for development of cardiovascular diseaseと題するScientific Statementを発表した.その後,心腎連関に対する関心が高まり,CKD患者の大多数がESRD(end-stage renal disease)に至るまでにCVDの発症により死亡しており,またCKDは保存期の段階からCVDの危険因子となることが認識されるようになった.
2009年のKDIGO(Kidney Disease:Improving Global Outcomes)カンファレンスにて約150万人に及ぶコホート調査のメタ解析により,腎機能の低下およびアルブミン尿の増加がそれぞれ独立したCVD発症,全死亡,透析導入の危険因子であることが証明された.
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