特集 —光の先にある選択—筋層非浸潤性膀胱癌の治療はどこに向かうのか?
アデノウイルスベクター遺伝子治療の概念
加藤 実
1
1大阪公立大学大学院医学研究科泌尿器病態学
キーワード:
BCG不応性筋層非浸潤性膀胱癌
,
アデノウイルス
,
遺伝子治療
Keyword:
BCG不応性筋層非浸潤性膀胱癌
,
アデノウイルス
,
遺伝子治療
pp.472-477
発行日 2026年5月20日
Published Date 2026/5/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.038523930800060472
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Point
◆BCG不応性筋層非浸潤性膀胱癌(NMIBC)に対し,膀胱内アデノウイルス遺伝子治療(nadofaragene firadenovec/cretostimogene grenadenorepvec)は高い完全奏効(CR)率を示し,膀胱温存の新規選択肢となる.
◆安全性は両剤とも良好で,主に軽度から中等度の局所症状が中心であり重篤な有害事象は少ない.
◆長期奏効は限定的であり,現在免疫チェックポイント阻害薬との併用に関する臨床試験が行われている.

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