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連載 医療マネジメント 21世紀への挑戦・3
戦略としての医療安全―価値共創組織を目指して
長谷川 敏彦
1
1日本医科大学 医療管理学教室
pp.466-469
発行日 2011年6月1日
Published Date 2011/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541101983
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あれから10年あまり,日本の医療安全は本当に確立したのであろうか.
1999年に大学病院で起きた患者取り違い手術,そしてそれに続く数々の不祥事をきっかけに,メディアが次々と医療事故を取り上げ,社会問題とさえなった.それまで個々の医療者や病院に任されていた医療事故の防止は,一挙に医療界全体の課題となったのである1).厚生労働省からは新たに患者安全政策が打ち出され,2002年には制度として,全国すべての病院,有床診療所に院内医療安全体制が整備されるに至った2).

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