Japanese
English
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腎因性肝腎症候群をともなつて発病したMelkersson-Rosenthal's syndromeと思われる1例
MELKERSSON-ROSENTHAL SYNDROME DUE TO RENAL ORIGIN
五十嵐 博之
1
Hiroyuki Igarashi
1
1鶴岡市市立荘内病院耳鼻咽喉科
pp.237-241
発行日 1964年3月20日
Published Date 1964/3/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1492203227
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Ⅰ.はじめに
Melkersson-Rosenthal's syndromeは顔面の慢性腫脹,反復する顔面神経麻痺にLingua plicataといわれている特長のある舌の病変の徴候を備えた非常に稀な疾患であるという。本疾患はMelkersson(1928)ならびにRosenthal(1931)によつて発表され,以来欧米に於いては近年その文献は耳鼻咽喉科領域にもみられるが,本邦では最近まで殆んど報告例が無かつたが,1959年に浅輪氏が臨床的に本症であるといつてよいという1例報告と考察を加えているのみのようである。腎因性肝腎症候群(水田信夫教授,1962)をもつて発病した本例は典型的ではないが,やはりこの範疇に属する稀な疾患と思われるので報告し,記載にとどめておきたい。なお水田教授のいわれる腎因性肝腎症候群の詳細は診断と治療(1962.10)にゆずりたい。
A case of Melkersson-Rosenthal syndrome with unilateral facial paralysis, lingua plicata and generalized swelling of the lower lip is reported; the patient was a girl, aged 17. The patient was successfully treatment by use of acetylcholin, adrenalin and antihistamine.

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