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I.はじめに
1960年L-ドーパがパーキンソン病患者の治療に初めて応用されて以来,その有用性は多くの人に認められ,パーキンソン病患者に対する最も効果的な治療法とされてきたが1〜10),一方高頻度に生ずる種々の副作用1〜12),約20%に存在するL-ドーパ無効例などが問題点として指摘された13)。経口的に摂取されたドーパは大部分脳に入る前に末梢組織でドーパミンに代謝されてしまい14),後者は血液脳関門を通過しない。消化器系の副作用は最も頻度が高く,そのため有効とはわかっていても充分効果をあげるだけのL-ドーパを服用できない患者が少なくなく,循環器系の副作用は数こそ少ないが4〜13),重篤な不整脈や起立性低血圧を呈する場合がある。このような理由から,新しい治療法が必要とされるわけである。
A collaborative double blind cross over study was done with participation of 22 major hospitals to compare the effects of L-dopa alone or L-dopa plus benserazide (Ro 4-4602) in the treatment of parkinsonism.
Patients with parkinsonism who could enter or visit regularly one of the above hospitals were enrolled to the study. It was intended to include as many patients who could not tolerate high dosage of L-dopa to the study.

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