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増刊号特集 泌尿器科処方のすべて─すぐに使える実践ガイド
10 周術期
予定手術
深部静脈血栓症の予防
清水 彩里
1
,
田中 聡
1
1信州大学医学部麻酔蘇生学教室
pp.240-243
発行日 2016年4月5日
Published Date 2016/4/5
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413205649
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- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
治療方針 薬物療法の概要と狙い
静脈血栓塞栓症の予防法は,術前に発症リスクをあらかじめ評価し,そのリスクに応じて決定する.深部静脈血栓症を発症するリスク因子は多岐にわたるため,同じ術式でも個々の患者によってリスク評価は異なる(表1).予定術式,術後出血の可能性,周術期の麻酔方法も含めて総合的に判断する.低〜中リスク群に対しては,早期離床,弾性ストッキング,間欠的空気圧迫法を行う.薬物療法は,基本的に高〜最高リスク症例に推奨される(表2).
静脈血栓塞栓症は,適切な予防を行っても完全には防止できない.したがって,患者への十分な説明と,早期発見・適切な対処は常に重要である.なお,すでに静脈血栓塞栓症が認められる場合の二次予防に関しては,本稿では言及しない.

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