Japanese
English
特集 こんなときどうする!?―泌尿器科手術のトラブル対処法
Ⅳ 開腹手術
■膀胱の手術
085 膀胱腟瘻の瘻孔部が骨盤の奥深くにあり修復できない
篠原 信雄
1
Nobuo Shinohara
1
1北海道大学大学院医学研究科腎泌尿器外科学分野
pp.230-232
発行日 2011年4月5日
Published Date 2011/4/5
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413102333
- 有料閲覧
PPV購入案内
1,320円 (1,200円+税10%) こちらは、230ページから232ページの文献です。
PPV(ペイ・パー・ビュー)とは、論文(記事)単位で購入・閲覧ができるサービスです。
購入には医書.jp本会員登録が必要です。
会員登録完了後に改めて上記「購入サイトへ」を選択してください。
または「購入サイトへ」選択後に「購入ログイン」、「新規会員登録」の順に進んでください。
会員登録について詳しくはをご確認ください。
購入には医書.jp本会員登録が必要です。
会員登録完了後に改めて上記「購入サイトへ」を選択してください。
または「購入サイトへ」選択後に「購入ログイン」、「新規会員登録」の順に進んでください。
会員登録について詳しくはをご確認ください。
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
Q 経腟的アプローチで膀胱腟瘻の修復術を開始した症例。瘻孔部が骨盤の奥深くにあるため,修復に難渋している。
[1]概 説
膀胱腟瘻は,婦人科手術の後に発生することが大部分である。特に子宮癌手術での腟断端の処置にあたり膀胱壁を損傷したり,縫合糸が膀胱壁に掛かり術後縫合糸膿瘍などを生じた結果,発症することが多い。そのため膀胱側の損傷部位は,膀胱三角部を中心とした膀胱底部になる。瘻孔発生部位は手術時に手をつけた部位であり,修復にあたっては術野の癒着により難渋することが多いとされる。
経腟的または経腹的アプローチの2通りの手術法があり,術者の好みとともに瘻孔発生部位,瘻孔の大きさなどから選択される。一般に経腟的アプローチのほうが経腹的アプローチより手術侵襲が少ないと考えられている。瘻孔の修復手術は発症直後(多くは婦人科手術後数日)にも可能であるが,バルーンカテーテル留置などにより自然閉鎖を期待して時間がかかった場合は,患部の浮腫や炎症が落ち着くまで3~6か月待って実施される。

Copyright © 2011, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.

