Japanese
English
原著
Acute Generalized Pustular Bacteridの1例
A Case of Acute Generalized Pustular Bacterid
林 紀孝
1,3
,
本山 三生
2
Noritaka HAYASHI
1,3
,
Mitsuo MOTOYAMA
2
1日本医科大学皮膚科学教室
2日本医科大学付属病院中央検査室
3福岡大学医学部皮膚科学教室
1Department of Dermatology, Nippon Medical School
2Central Chnical Laboratory, Nippon Medical School
pp.547-550
発行日 1980年7月1日
Published Date 1980/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1412202247
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- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
50歳,男子.初診の1週間前より上気道感染が先行し,38.5℃の発熱とともに紅暈をめぐらす小水疱・膿疱が両手・両足・両下腿に発生した.発疹は播種状または集籏性に配列し,とくに手背・足背に多く,手掌・足底には極めて少ない.その臨床経過は急性で抗生物質の投与によく反応し容易に治癒し,以後再発をみない.組織学的には角層直下に膿疱の形成を認め,真皮上層にはリンパ球を主とする血管周囲性の細胞浸潤を認め,赤血球の漏出も散見され,pustulosis palmaris et plantarisと同様の所見を呈する.
以上の事柄よりacute generalized pustular bacteridと診断した.
なお,本症の臨床および発症誘因についても若干の文献的考察を加え,自験例のごとく高ASLO値を示さない症例もみられることを示した.

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