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増刊号 画像診断パーフェクトガイド―読影のポイントとピットフォール
部位別診断法
Ⅱ.鼻・副鼻腔
pick upミニレクチャー
上顎洞血瘤腫
初鹿 恭介
1
,
増山 敬祐
1
1山梨大学医学部耳鼻咽喉科頭頸部外科
pp.167-169
発行日 2014年4月30日
Published Date 2014/4/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411102828
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画像診断の狙い
血瘤腫organized hematomaとは,副鼻腔内で炎症性変化や出血を繰り返しながら器質化し腫瘤となったものや,血管腫の存在によって発生した出血に起因する腫瘤1)であり,鼻出血,鼻閉を生じる。日本や韓国からの報告が大半を占める。好発年齢は20~40歳代と上顎癌より若い。ほとんどが一側性で,上顎洞由来である。
一見悪性腫瘍との鑑別を要するが,疾患自体は臨床概念であり真の腫瘍ではなく,通常のFESS単独もしくはcaldwell-luc手術で根治できる疾患である。

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