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特集 コンタクトレンズ2004
コンタクトレンズにおける感染症と角結膜障害
高浦 典子
1
1日本大学医学部眼科学教室
pp.2242-2246
発行日 2004年12月15日
Published Date 2004/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410100863
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- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
はじめに
現在,わが国でのコンタクトレンズ(以下,CL)の利用者は1,000万人以上といわれている。特に1991年に日本で初の連続装用ディスポーザブルコンタクトレンズ(extended wear disposable soft contact lense:EW-DSCL)が発売されて以来,DSCLは多様化し利用者数はさらに増加傾向にある。一方で使用方法を遵守しないCL装用者や,CL装用が原因と考える角膜潰瘍も数多くみられる。また,CLのケア方法についても従来の煮沸消毒から,より簡便にできる化学消毒法へと変化している。なかでもMPS(multipurpose solution)は操作が簡便で,急速に普及しているケア方法であるが,グラム陰性菌に対して消毒効果が弱く,真菌,アメーバに対しては消毒効果がほとんど期待できないと報告されている1)。CLおよびケア製品の主流となりつつあるMPSの細菌汚染と角結膜障害の関係ついて当科で行った調査と文献から検討し,CL装用者に多い角膜感染症についての治療法についても述べてみたい。

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