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今月の臨床 治療困難例の排卵誘発
内服剤による治療
4.プロラクチノーマ摘出後の高プロラクチン血症の治療は
関 克義
1
,
関谷 宗英
1
1千葉大学医学部産科婦人科
pp.594-595
発行日 1997年6月10日
Published Date 1997/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409902942
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- Abstract 文献概要
直径1cm以下のプロラクチノーマ(micro—adenoma)に対して,下垂体腫瘍摘出術とブロモクリプチンなどの薬物療法のどちらを第一選択にすべきかについていまだ議論がある.しかしmi—croadenoma患者はブロモクリプチン投与により大半の症例で比較的早く確実に血中プロラクチン値を正常化できるため,早期に妊娠を希望する患者に対してはブロモクリプチン投与などの薬物療法が第一選択とされているのが現状である.したがって,実際microadenomaの摘出後の高プロラクチン血症に遭遇することは比較的少ないと思われる.直径1cm以上のプロラクチノーマ(ma—croadenoma)にもブロモクリプチンが血中プロラクチン値を低下させるのみならず腫瘍縮小効果も有し,また手術療法後の再発もかなり存在することなどから,macroadenomaにも薬物療法を第一選択とする考えもある.しかしmacroadenoma,とくに鞍上伸展を伴う例には下垂体腫瘍摘出術が最初に行われることが多いようである.筆者らの経験した手術後の高プロラクチン血症もほとんどがmacroadenomaの症例である.以下,macro—adenomaの症例を中心にプロラクチノーマ摘出後の高プロラクチン血症の治療について述べる.
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