Japanese
English
特集 LH-RHとそのagonist
Overview
LH-RH agonistの構造と作用
青野 敏博
1
Toshihiro Aono
1
1徳島大学医学部産科婦人科学教室
pp.631-635
発行日 1989年7月10日
Published Date 1989/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409208029
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- 1ページ目 Look Inside
1971年にSchallyらによってゴナドトロピン放出ホルモン(gonadotropin releasing hormone,GnRH,LH-RH)が10個のアミノ酸からなるペプチドであることが失定された1)。直ちに合成されたLH-RHがヒトにおいても下垂体からのLHとFSH分泌を促進することが判明し,その後LH-RHは生殖生理の解明に大きく寄与した。
LH-RHの臨床応用としては,初期に下垂体のゴナドトロピン分泌予備能検査に用いられたが2),卵胞発育の足進や排卵誘発に対しては効果が不十分であった。その後ゴナドトロピンが60〜90分に1回パルス状に分泌されていることが判明し3),LH-RHを自動注入ポンプにより間歇的に投与することにより,視床下部性無月経例が冶療できることが明らかになった4)。

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