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特集 産婦人科麻酔の問題点
酸素吸入法の理論と実際
森岡 亨
1
Thoru Morioka
1
1熊本大学医学部麻酔科
pp.229-235
発行日 1971年3月10日
Published Date 1971/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409204369
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まえがき
酸素吸入法で他の領域に比べ特異なのは,産科の方である。分娩前後を通じ,産科的あるいはその他の要因で,低酸素症に由来すると考えられる児のdistress syndromeをみることがある。こういう場合,母体あるいは新生児に対する適当な酸素吸入が,生れ出ようとする新しい生命の可能性を左右し,あるいはその一生の禍福に大きな影響を及ぼすことも考えられる。
本稿では,産科に関連させて酸素吸入の意義を理論的に解説し,それを有効に実施するためにはいかにすればよいかを論じてみたい。

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