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特集 産婦人科の救急処置
大出血の救急処置
品川 信良
1
Shinryo Shinagawa
1
1弘前大学医学部産婦人科教室
pp.947-950
発行日 1967年12月10日
Published Date 1967/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409203803
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はじめに
産婦人科領域の大出血のなかには,その本態がよく分かつていないため,本当に正しい治療が行なわれているとは,まだいえないものもあるが,大抵は,普通の止血や輸血の態勢さえ備わつておれば,なんとかなるものばかりである。しかし不幸にして,現在のわが国の実情は,それとは縁遠く,このため出血による死亡は,わが国における産婦人科患者死亡,なかんずく妊産婦死亡の主因の1つになつている。
本稿においては,まず,1)基本的に大切な,いわばpremedicalな問題点をを2〜3列挙した上で,2)私たち産婦人科医が遭遇する大出血の個々の場合について,簡単に述べることにする。

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