Japanese
English
論述
多発性無腐性骨壊死を来たした1潜水士の症例—特に病理組織学的検討
北野 元生
1
,
川島 真人
2
,
鳥巣 岳彦
2
,
林 晧
3
Motoo KITANO
1
1九州労災病院病理検査科
2九州労災病院整形外科
3九州労災病院高圧医療研究部兼内科
pp.1092-1099
発行日 1976年12月25日
Published Date 1976/12/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408905442
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序言
潜水士および潜水に従事する人に無腐性骨壊死が高率に発生するが(Ohta and Matsunaga 1974,Amako et al. 1974)骨頭における進行性の壊死性変化は,重篤な関節破壊を招来することがあるので,特に注目されている(Amako et al. 1974,鳥巣ら1974).
このたび,臨床的に進行性であると考えられた両側大腿骨頭壊死と左側月状骨壊死を有す潜水士の1治験例を経験した.摘出した両側大腿骨頭および左側月状骨を病理学的に検索したが,進行性の壊死性変化がこれらの骨組織に生じているのが認められた.進行性の壊死性変化をもたらす機序についても,いささかの知見を得たので報告する.

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