Japanese
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特集 甲状腺癌の診断と治療
この診断法でどこまでわかるか—穿刺細胞診
Aspiration biopsy cytology of malignant tumors of the thyroid gland
鳥屋 城男
1
Shiroo TORIYA
1
1東京都立大久保病院外科
pp.559-563
発行日 1986年5月20日
Published Date 1986/5/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407209312
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- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
穿刺吸引細胞診は外来で簡単に繰り返しでき,かつ安全な検査法である.しかしながら,穿刺,標本作製,読みの段階のいずれかにおいてミスがあれば誤診につながる.
採取される材料は組織に近いので癌の組織型の判定までできるのが穿刺吸引細胞診の優れた点である.組織型により診断率に差があり,乳頭癌は嚢胞性変性を起こしたものを除けばほぼ診断できる.濾胞癌は60.3%の正診率であり,疑いを含めると80%弱の診断率であつたが,最も細胞診断のむずかしいタイプである.未分化癌は素早く診断できるので有用性が高い.悪性リンパ腫はmixed typeをのぞけばほぼ診断できる.髄様癌は特徴ある細胞像を呈するので診断は可能である.

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