Japanese
English
特集 臨床麻酔の問題点
気管支痙攣と思われる合併症の取り扱い
Bronchospasmus:its prevention and treatment
山本 道雄
1
,
滝口 守
1
Michio YAMAMOTO
1
1慶応大学医学部麻酔科教室
pp.653-657
発行日 1969年5月20日
Published Date 1969/5/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407204848
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はじめに
気管支痙攣は,麻酔中に見られる重篤な呼吸障害の一つである.本邦においては,比較的報告が少ないが,本邦での発生率は,全麻3,000例に1例で,そのうち喘息の既往を持つものが,約40%を占めている1).
気管支痙攣は,頻度は少ないが,一度起こると麻酔医をなやまし,患者の生命をおびやかすことすらある2).

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