Japanese
English
講座 手術の実際
直腸癌に対する根治手術法—仙骨腹腔合併直腸切断術
The Sacroabdominal combined method as a radical operative procedure for the rectal cancer
卜部 美代志
1
Miyoshi URABE
1
1金沢大学医学部第一外科教室
pp.374-381
発行日 1964年3月20日
Published Date 1964/3/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407203287
- 有料閲覧
PPV購入案内
1,320円 (1,200円+税10%) こちらは、374ページから381ページの文献です。
PPV(ペイ・パー・ビュー)とは、論文(記事)単位で購入・閲覧ができるサービスです。
購入には医書.jp本会員登録が必要です。
会員登録完了後に改めて上記「購入サイトへ」を選択してください。
または「購入サイトへ」選択後に「購入ログイン」、「新規会員登録」の順に進んでください。
会員登録について詳しくはをご確認ください。
購入には医書.jp本会員登録が必要です。
会員登録完了後に改めて上記「購入サイトへ」を選択してください。
または「購入サイトへ」選択後に「購入ログイン」、「新規会員登録」の順に進んでください。
会員登録について詳しくはをご確認ください。
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
本邦においては近来,直腸癌根治手術法として腹腔会陰術式が慣用されてきた.この術式による遠隔成績はさして悪くないが,それでも約半数に近い症例は5年以内に再発を起こしている.その再発の場として遠隔転移によるよりも局所再発が断然多い.また私共が臨床上遭遇する直腸癌はそのリンパ路走向が複雑とされる低位のものが多い.直腸壁におけるリンパ路は壁に垂直に走り癌が容易に周囲組織に進展する特徴を持つ.これらのことに鑑みて直腸癌所属リンパ系ならびに周囲組織をより徹底的に廓清する根治手術を施すことが,直腸癌手術成績を向上させる途であることを知つたのである.
ところが,従来私共が慣用してきた腹腔会陰術式の場合,直腸下部側方の廓清にしばしば困離を感ずる.この側方連絡の主なるものは肛門挙筋およびこれに沿う下直腸動脈である.腹腔側からこれらの沿線のリンパ節ならびに周囲組織を直接目でみて廓清し,直腸癌のen bloc剔除を行なうことは必ずしも容易でなく,この部分の操作を手さぐりでな行つているのが実状である.

Copyright © 1964, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.

