Japanese
English
症例
Arnold-Chiari氏畸形の2手術例
Abebic absecess of liver destroyed at the abdominal wall and stomach
田中 憲二
1
,
大友 祥伍
1
Kenji TANAKA
1
1順天堂大学医学部第2外科教室
pp.885-888
発行日 1959年8月20日
Published Date 1959/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407202454
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Ⅰ.綜説
Arnold-Chiari氏畸型は,1894年にArnoldが小脳の一部が舌様に変化し,大後頭孔を通り脊髄管内の延髄の高さに迄下垂延長している一症例を報告したのを嚆矢とし,さらに翌年Chiariが独自に経験した同様な患者21例について報告されたもので,本症の命名は1907年Schwalbe & Gredigが解剖学的な考察を加えた4例の報告のさいに行われたものである.
その後,1932年に至つてHomreninge & Graftigkが本症に対し最初の外科的な試みを行つたが,1935年にはRussel & Donaldは本症患者の剖検例より,外科的な治療法によつて軽快する可能性を暗示した,1938年PenfieldとCo—burn,Aringによつて外科的な治療を加えたが,いずれも失敗に終つている.

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