Japanese
English
短報
一過性全健忘の短期記憶の障害について
Discrepancy between Semantic and Episodic Memory in the Transient Global Amnesia
鶴 紀子
1
Noriko Tsuru
1
1宮崎医科大学精神科
1Department of Psychiatry, Miyazaki Medical College
pp.1317-1320
発行日 1984年12月15日
Published Date 1984/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1405203869
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I.はじめに
Amnesiaをともなった一過性の困惑状態についてBender1,2)が最初に記載している。その後,Fisher & Adams5)が17例の詳細な報告を行い症状群としてのtransient global amnesia(TGA)の概念を確立した。
本論文では,著者が経験した3症例の臨床症状の内,発作の持続中や,逆行性健忘の間にみられる記憶障害の中で,時系列に関連した記憶と,それ以外の既に概念化された記憶との間に解離が生ずるという興味ある結果を得たので報告する。

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