Japanese
English
研究と報告
飲酒を問題とする入院患者の多要因分析
Multifaktorielle Analyse der Alkoholiker in einem psychiatrischen Krankenhaus
那須 弘之
1
,
村尾 旬子
1
Hiroyuki Nasu
1
,
Tokiko Murao
1
1由良病院精神神経科
1Neuropsychiatrische Abteilung, Yura-Krankenhaus
pp.463-471
発行日 1974年5月15日
Published Date 1974/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1405202176
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- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
I.はじめに
最近,精神病院にアルコールによる入院患者が増加し,これら患者の医療処遇をめぐって種々の問題を生じ,その早急な解決が望まれている。
アルコールによる精神障害は,一元的,一時的なものでなく,多要因によるプロセスとしてしか把え得ないため,その調査分析は常にある程度のあいまいさを伴わざるを得ないが,われわれは単一病院で,比較的短期間に,比較的多数の患者を臨床的,統計的に調査する機会を得た。このことは,一面単一病院という偏りを持つ欠点はあるが,他面,空間的,時間的に集中された利点を有し,最近のアルコールによる入院者の実態把握と,その問題解決に寄与し得るものと考え,報告することとした。

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