Japanese
English
特集 てんかん分類へのアプローチ
小発作
Approach to Classification of Epilepsy : Petit Mal
関 亨
1
,
福山 幸夫
1
Tohru Seki
1
,
Yukio Fukuyama
1
1東京女子医科大学小児科学教室
1Dept. of Pediatrics, Tokyo Women's Medical College
pp.397-406
発行日 1972年5月15日
Published Date 1972/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1405201884
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- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
I.序言
Grand mal(major epilepsy),petit mal(minor epilepsy)の概念は,てんかんの歴史と同様に古いものであり,発作の重さの差異に基づいてわけられていた。grand malは意識喪失を伴う強直性間代性の要素を持つけいれんの意味であり,petit malはそれ以外のあらゆる不完全なてんかん発作を含めて用いられていた。したがって,petit malの概念はきわめて明確さを欠くものであった。さらに,absence,pyknolepsyの用語も用いられ,一層混乱を加えた。しかし,脳波の出現とその応用によるてんかん研究の飛躍的な進歩により,急速にその意味は整理され現在にいたっている。
そこで,petit mal,absence,pyknolepsyの概念の歴史的変遷の概要を述べ,ついで小発作群の分類,Lennox症候群,純粋小発作,いわゆる中心脳性発作群の発生機序に関する病態生理的学検討などにつき自験例をまじえ述べることにする。

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