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私のカルテから
大声で高音の不随意発声を繰り返した遅発性ジスキネジアの1例
A Case of Tardive Dyskinesia with Recurrent Loud High-pitched Wails
阿部 和彦
1,2
,
高橋 俊文
2
Kazuhiko ABE
1,2
,
Toshifumi TAKAHASHI
2
1西南女学院大学保健福祉学部
2いしい記念病院精神科
1Faculty of Health and Welfare, Seinan Jogakuin University, Kitakyushu, Japan
2Department of Psychiatry, Ishii Memorial Hospital
pp.971-972
発行日 2007年9月15日
Published Date 2007/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1405101069
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- Abstract 文献概要
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はじめに
遅発性ジスキネジアの中には横隔膜や呼吸筋のジスキネジア(respiratory dyskinesia)を伴う症例があり,それは不規則な呼吸,息切れや不随意発声(うなり声など)のため呼吸器疾患4)や心身症2)と間違えられやすいと報告されている。このような症例は,遅発性ジスキネジアの約7%を占めると報告されている5)。筆者らは高音で大声の不随意発声を伴った持続的な遅発性ジスキネジアの症例を経験し,抗精神病薬の中止後,発声は減少して消失し,その後,口,頬,舌のジスキネジアも軽快して消失したので報告する。
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