Japanese
English
オピニオン メチルフェニデートの有用性と有害性をめぐって
注意欠陥/多動性障害への使用
山崎 晃資
1
,
成瀬 浩
2
1目白大学
2(財)日本公衆衛生協会
pp.601-604
発行日 2005年6月15日
Published Date 2005/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1405100823
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- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
偶然から中枢刺激薬がAD/HDに使用されるようになった
注意欠陥/多動性障害(AD/HD)(ここではDSM-Ⅳの表記を用いる)の子どもが,薬物療法の対象と考えられるようになったのは,1937年のBradley Cの報告からといわれている。彼は,脳機能障害が疑われる子どもたちに気脳写検査を行っていたが,検査後の激しい頭痛を軽減させるためにamphetamineを試用した。ところがamphetamineを服用した子どもたちの教師から,頭痛は改善されなかったが,計算能力が著しく向上したという報告を相次いで受けた。このようにして偶然に見つけられたamphetamineの効果を,Am J Psychiatry(1937)とPediatrics(1950)に発表した。しかし,amphetamine療法の追試はしばらくの間なされなかった。

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