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オピニオン 精神科における医療安全管理
単科精神科病院における医療安全管理・今後の課題
南 良武
1
1木島病院
pp.942-944
発行日 2005年9月15日
Published Date 2005/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1405100101
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はじめに
近年,先進各国で医療事故と患者安全に対するシステム作りが重要な課題として取り組まれている。わが国では数年前より医療事故対策の重要性が認識され,急速にその対策が求められている。初期の段階では,医療事故の報告制度の整備が喫緊の課題とされた。現在,医療者の取り組みは,医療事故管理から患者安全管理へと変遷した。さらに全質管理(TQM)や資源管理が求められている。
精神科医療における安全管理の基本理念は「患者の立場に立ち,患者が安心して医療を受けられる環境を整えること」であり,日本医師会のいう一般科医療のそれと何ら差はないものである。しかしながら,精神科の安全管理システムは一般科に比べて十分に確立されているとは言い難いのが現状である。
ここでは精神科医療事故の分析や研究の流れを示し,今後の課題を考えてみたい。

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