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増刊号 これだけは知っておきたい検査のポイント 第5集
内分泌学的検査
性腺
テストステロン
野々村 祝夫
1
,
奥山 明彦
1
1大阪大学医学部泌尿器科
pp.418-419
発行日 1994年10月30日
Published Date 1994/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402909882
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- Abstract 文献概要
テストステロンの産生とその調節
テストステロン(testosterone:T)は男性ホルモンの代表であり,男性ではそのほとんどが精巣のLeydig細胞で産生される.成人男性では1日平均4〜9mg分泌されるが,血中ではその98%がアルブミンやグロブリン,さらにステロイド結合蛋白(sex-steroid binding protein)と結合した状態で存在する.標的臓器ホルモン作用を持つ遊離Tは血中全Tのわずか2%程度にすぎない.遊離Tは,標的細胞内で5α-reductaseにより5a-dihydrotestosterone(DHT)に還元された後,受容体と結合して作用を発現する.ただし,胎児のWolff管においては,5α-reductase活性が低いためT自体が受容体に結合する.Leydig細胞におけるTの産生は,下垂体前葉より分泌されるゴナドトロピン(luteinizing hormone:LH),および視床下部より分泌されるゴナドトロピン放出ホルモン(LH-releasing hormone:LH-RH)を介する間脳-下垂体-精巣系のフィードバック機構により調節されている1,2).
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