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今月の主題 抗菌薬の適切な使い方
抗菌薬を適切に使うために知っておくべきポイント
抗菌薬を適切に使うための基本的な考え方
古川 恵一
1
1聖路加国際病院内科感染症科
pp.6-8
発行日 1999年1月10日
Published Date 1999/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402905836
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- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
抗菌薬治療の重要な目標
抗菌薬治療の重要な目標は,①最も適切な抗菌薬を選択して,最適な量を,最適の期間投与して,最も少ない副反応で,感染症を治癒させる(または予防する)ことである.また,②薬剤耐性菌をできる限り生じさせないようにすることである.
各種薬剤耐性菌が問題になっている今日,②にももっと配慮すべきである.特に広域スペクトラムの第3,第4世代セファロスポリン,カルバペネムなどの長期使用により,常在菌叢を減らし,薬剤耐性菌の出現と定着,さらに二次感染のリスクを高める.したがって,これらの抗菌薬の使用は適応症に限って使用し,可能であれば短期間の使用を行い,より狭域スペクトラムの他剤が適応となれば変更する(特に院外感染症において,カルバペネムなどが適応となる例は少ない).また,MRSAが検出されても,感染を起こしていないcolonizationの症例に不要なバンコマイシンを投与することも控えるべきである.

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