今月の主題 外来・病棟でのプライマリケアに必要な感染症の知識
抗菌薬の適正使用
抗菌薬を積極的に使わない場合
鈴木 龍児
1
,
川島 篤志
1
1市立福知山市民病院総合内科
pp.1786-1789
発行日 2012年10月10日
Published Date 2012/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402106203
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ポイント
★細菌性腸炎が疑われても,患者の免疫状態・全身状態が許せば抗菌薬投与は不要である.
★無症候性細菌尿が疑われた場合,本当に無症候性なのかを慎重に判断して抗菌薬投与が不要かどうか決める.
★入院患者の発熱では非感染性疾患を鑑別に挙げることを忘れない.
★抗菌薬を適正に使用できるようになるための基本として病歴聴取や身体所見がある.
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