Japanese
English
今月の主題 内科医のためのCT・MRI
MRI—腹部
腎
八代 直文
1
1東京大学医学部附属病院分院・放射線科
pp.1110-1114
発行日 1992年6月10日
Published Date 1992/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402901559
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- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
超電導装置の普及が進んだことによって,MRIによって,腎においても臨床的に有用な情報が得られるようになった.MRIの利点は,腎癌においては,静脈内進展やリンパ節転移の描出,冠状断,矢状断による立体的な観察などにある.腎過誤腫では,MRIによる脂肪成分の検出力は高く,質的診断に寄与できる.嚢胞性疾患や嚢胞性腫瘍では,嚢胞内への微量の出血がMRIでよく描出できる.
移植腎のMRIは,移植後の急性,慢性拒絶の診断に有用であるが,限界も明らかになってきている.尿路奇形にもMRIは有効で,造影剤を用いることなく診断できる.また,X線被曝がないため,若年者や女性の検査には有利である.

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