Japanese
English
今月の主題 輸液療法の実際
電解質輸液の進め方
体液バランスの評価の仕方—酸塩基平衡とその異常
北岡 建樹
1
1望星病院・内科
pp.946-948
発行日 1991年6月10日
Published Date 1991/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402900900
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正常人においては,血液中の酸素(pH)は7.4±0.05の限られた範囲に調節されている.この体液中のH+濃度の恒常性を調節する機構を酸塩基平衡というが,主として体液中の緩衝系(buffer),肺,腎により調節されている.体内における緩衡系の中でも炭酸―重炭酸系が最も量的に大きく,しかも肺と腎における作用との関連が深く重要である.この炭酸―重炭酸系におけるHenderson-Hasselbalchの式は,血液のpHを規定する次のようなよく知られた関係式で表すことができる.

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