Japanese
English
今月の主題 白血病—最新の概念と治療
診断
初期診断
長村 重之
1
,
井口 祐三
1
1東京医科大学・第1内科
pp.1859-1861
発行日 1981年11月10日
Published Date 1981/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402217389
- 有料閲覧
PPV購入案内
1,320円 (1,200円+税10%) こちらは、1859ページから1861ページの文献です。
PPV(ペイ・パー・ビュー)とは、論文(記事)単位で購入・閲覧ができるサービスです。
購入には医書.jp本会員登録が必要です。
会員登録完了後に改めて上記「購入サイトへ」を選択してください。
または「購入サイトへ」選択後に「購入ログイン」、「新規会員登録」の順に進んでください。
会員登録について詳しくはをご確認ください。
購入には医書.jp本会員登録が必要です。
会員登録完了後に改めて上記「購入サイトへ」を選択してください。
または「購入サイトへ」選択後に「購入ログイン」、「新規会員登録」の順に進んでください。
会員登録について詳しくはをご確認ください。
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
白血病,ことに急性白血病は,初診時見逃すことなく的確に診断を下し,適切な多剤併用化学療法を施すことが予後を改善するうえに重要なことはいうまでもない.現在,急性白血病の5年以上生存例が小児を含めて500例を超えている状況下において,とくに初期診断が重要である.
一般に急性白血病の臨床症状の発現は,造血組織における白血病細胞の増殖の度合と他の臓器への白血病細胞の浸潤の有無によって左右される.通常,末梢血液および骨髄における白血病細胞の増殖によって,生体を防衛する正常の造血組織の増殖が抑制されるために,種々の程度の貧血,顆粒球減少,血小板減少をきたす.時には汎血球減少をきたすことも稀でない.それにより貧血,感染症,出血傾向という主要症状が出現し,さらに白血病細胞の浸潤による肝脾腫,リンパ節腫,中枢神経白血病が進展し,種々の症状が出現するに至るのである.したがって,これらの症状が出現した場合,いち早く血液検査を行うことが重要な意味があるが,偶然の機会に血液検査をうけて白血病が発見される場合も40%近くあって案外多い.通常,血液検査のきっかけとなる場合は貧血症状が一番多く,倦怠感,発熱などがこれに次ぎ,口腔症状・骨痛・出血傾向なども血液検査をうける動機となっている.

Copyright © 1981, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.

