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オスラー博士の生涯・76
尊いいけにえ(1917年)
日野原 重明
1
1聖路加看護大学
pp.1604-1607
発行日 1979年10月10日
Published Date 1979/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402216103
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- 1ページ目 Look Inside
1916年の12月は,オスラーは慢性の気管支炎がこじれて肺炎をひき起こし,クリスマスまで自宅にこもって養生した.息子のリビアはフランスの南,Staffordsの砲兵隊の第一線勤務を志願し,1916年10月以後ずっと前線に出て,そこでクリスマスの日を迎えた.リビアのいないオスラー夫妻はオックスフォードの自宅で多くの友人と一緒にクリスマスを祝ったが,寂しい気持ちであった.オスラーが公に出版したクリスマス・レターには,次の言葉がある.
「時間や,習慣や,慰めや,友人や,人生そのもの以上にいとしい人々などを,無言のうちにいけにえに捧げよとの神のおぼしめ……」

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