Japanese
English
臨床病理医はこう読む—免疫血清検査・1
クームス試験
伊藤 忠一
1
1岩手医大中検
pp.1324-1325
発行日 1977年9月10日
Published Date 1977/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402207377
- 有料閲覧
PPV購入案内
1,320円 (1,200円+税10%) こちらは、1324ページから1325ページの文献です。
PPV(ペイ・パー・ビュー)とは、論文(記事)単位で購入・閲覧ができるサービスです。
購入には医書.jp本会員登録が必要です。
会員登録完了後に改めて上記「購入サイトへ」を選択してください。
または「購入サイトへ」選択後に「購入ログイン」、「新規会員登録」の順に進んでください。
会員登録について詳しくはをご確認ください。
購入には医書.jp本会員登録が必要です。
会員登録完了後に改めて上記「購入サイトへ」を選択してください。
または「購入サイトへ」選択後に「購入ログイン」、「新規会員登録」の順に進んでください。
会員登録について詳しくはをご確認ください。
- Abstract 文献概要
貧血の分類のために
まず貧血の形態学的分類をするために,MCVおよびMCHを算出してみた.それぞれ112μ3(正常範囲80〜100μ3),41.5Pg(正常範囲27〜32pg)で,大球性,高色素性であることがわかる,この種の貧血に属するものには再生不良性貧血,溶血性貧血,肝疾患や悪性腫瘍の骨転移に続発する貧血などがある.また本症例の貧血の原因についてみると,赤血球寿命の短縮,クームス試験陽性など後天性溶血性貧血が最も強く示唆される成績である.本症例ではさらに,総ビリルビン6.4mg/dl,間接ビリルビン5.6mg/dl,LDHの高値,Hpの低値など,いずれも血管内溶血機序亢進を裏づける成績が同時に得られた.
溶血性貧血は,赤血球自身の欠陥によって赤血球の崩壊が亢進する場合と,赤血球以外の因子による場合とがあるが,前者は発作性夜間血色素尿症を除けばすべて先天性と考えてよい.一方,後者のほとんどは後天性である.クームス試験は,これら後天性溶血性貧血の診断,鑑別に必須の検査法である.
Copyright © 1977, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.

