Japanese
English
今月の主題 胆道疾患—診療の実際
この病態をどう扱うか
Rokitansky-Aschoff洞
秋田 八年
1
,
久木元 宏哉
2
1鹿児島大第2内科
2鹿児島大外科第2病理
pp.236-237
発行日 1976年2月10日
Published Date 1976/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402206429
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- Abstract 文献概要
胆嚢壁の構造
Rokitansky-Aschoff洞を理解するためには胆嚢の正常の構造を知る必要がある.簡単に述べると胆嚢壁は4層に区分される.①mucosa,②muscularis,③perimuscularis,④serosaがそれで,消化管と比較して根本的に異なる点は粘膜筋板を欠くことである.粘膜面は一層の円柱上皮により被覆され,上皮下層の薄い結合織によって支持されている.粘膜上皮は上皮下層とともに内腔へ向けて多数の皺壁を形成し,肉眼的には微細な網目状を呈する.筋層は菲薄で縦,横,斜め方向へ走る筋線維より成る.perirnuscularisは粗な結合織で構成され,筋層に近い部分ではやや密に,漿膜に近い部分では粗に分布する.正常胆嚢壁の厚さは4層を合わせても1mm以下である.
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