Japanese
English
特集 産業保健の国際動向
産業衛生と中毒学の動向
佐藤 章夫
1
1山梨医科大学第一保健学教室
pp.166-173
発行日 1996年3月15日
Published Date 1996/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401901438
- 有料閲覧
PPV購入案内
1,320円 (1,200円+税10%) こちらは、166ページから173ページの文献です。
PPV(ペイ・パー・ビュー)とは、論文(記事)単位で購入・閲覧ができるサービスです。
購入には医書.jp本会員登録が必要です。
会員登録完了後に改めて上記「購入サイトへ」を選択してください。
または「購入サイトへ」選択後に「購入ログイン」、「新規会員登録」の順に進んでください。
会員登録について詳しくはをご確認ください。
購入には医書.jp本会員登録が必要です。
会員登録完了後に改めて上記「購入サイトへ」を選択してください。
または「購入サイトへ」選択後に「購入ログイン」、「新規会員登録」の順に進んでください。
会員登録について詳しくはをご確認ください。
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
日本をはじめとする経済先進国では,鉛,水銀,二硫化炭素などによる典型的な産業中毒(職業病)は影をひそめ,微量・長期間曝露による健康影響が問題となっている.かつて大きな問題となっていた中毒はいずれも現在では考えられないほどの高濃度曝露によるものであった.
しかし,現在急激な経済発展の渦中にある中国および東南アジア諸国の一部には,日本ではほとんど見られなくなった典型的な産業中毒が発生しているといわれているが,その情報はわれわれの耳に届いてこない.もちろん現在の日本でも産業中毒が発生しないわけではない.各種の有機溶剤,硫化水素,一酸化炭素,アンモニアなどによる急性中毒はしばしば発生し業務上疾患として認定されている.ただし,そのほとんどは化学物質の不注意な取り扱いあるいは事故によるもので適正な作業を行っていれば未然に防ぎ得たものである.しかし,産業衛生関係者の目の届かないところで,慢性の濃厚曝露による中毒が発生している可能性も完全には否定できない.

Copyright © 1996, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.

